石川オフレポ





其の参  〜花火は腹の底に響くからこそ心地良い〜



人の名前と顔を一致させる作業に勤しんでいる私、納得とか驚きとかしまくっている間に、テント設置作業が始まりました。
「嘘ッ!?この人が○○○様ッ!?」とか、「まさか××様が□□□だったなんてッ!?」などと、驚いたりしている間に、皆さん素早く行動され、お手伝いしようにも邪魔になりそうな雰囲気に・・・ちょっと離れたところで、応援をしていました。

そして始まる、バーべキュー。
雨が降ったり止んだりと、不安定な中、とりあえず腹の虫を抑えて不満が助長しないように、という政治的判断なのでしょう(断言)
めいめい、缶のアルコールか、ペットボトルのノンアルコールが入った紙コップを手に取ります。
Kiss様の乾杯の音頭と共に掲げられたのは、紙コップがやや多かったように思いましたが・・・やはり長旅で疲れていたからでしょうか?それとも、これからはしゃぐために、体力を温存しよう、というこのなのでしょうか・・・?とりあえず、缶チューハイ一杯で真っ赤になって夢の住人になれる私は、迷わず紙コップを手にしました。
そして網の上に置かれる、肉、肉、肉、そして野菜。
残念ながらジャガイモはありませんでした。ついでに言えばキャベツもなかったので、『肉野菜巻き』はできませんでした。うーん、残念。
でも、生焼け人参を失敬して満足な私です。
パチーノ様がお肉を焼いてくださっている間、「花火まだかなぁ〜?」と、ちらちら見る一同。
そのとき、ぱーん、という音が響きます。次いで空にぱらぱらぱら・・・と散る光。

花火大会、ついに始まったッ!!

・・・・・・・と喜んだのも束の間、ただの試し打ちだったようです。
そんなぬか喜びが数回続く間、私は網の近くに待機して、タンパク質を摂取しておりました。
そして陽が沈み、あたりが暗くなった頃、のっぽ様が到着です。
2m近くの大男を想像していた私は、思わず心の中で絶叫。「名前と違うーッ!!」(笑)
パム様と会えなかったらしく、一人でした。が、後から到着したパム様とは、バスの前後の席にいたと判明、非難集中なのっぽ様なのでした。

そんなこんなで色々な話をしながら花火が盛り上がるのを待つ一同。ゴルギアス様のテンションが非常に激しかったことは、特記しておきます(笑)
待ち長くてトイレに行き、ずらりと並んだ行列にうんざりしながら、素晴らしく重なった蜘蛛の巣に目を奪われていると、突然の轟音。
丁度見れない位置にいるときに本格的に始まるなんて・・・と自分のタイミングの悪さを呪いました。
会場に戻ってくると、聞こえる絶叫。発信源はラッティンジャー様。横隔膜が震える、大型の花火が苦手なようで、「この花火はいい」「これはダメ」などとの評価を下しておりました。
私としては、空気が震える方が好きなのですが・・・
ともかく、2万4千発は伊達でなく、本当に凄かったです。
文章にすると一行ですけど、凄かったです(笑)



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